【亀井岬IFAコラム】金融資産1億円前後を保有しFIREをご検討されるご相談者様

2025年3月12日(水)

株式会社アイ・パートナーズフィナンシャルの所属IFA、亀井岬と申します。

金融資産を1億円以上保有される富裕層の方々からご相談をお受けしております。

専門家や機関投資家が愛用するブルームバーグの専用情報端末を利用し、債券分析やポートフォリオ分析を行っております。現在は数十世帯の数十億円の資産に対して運用のアドバイスを行っております。

本日は特定のご相談者様のお話ではなく、ご相談いただく内容としてトップ1.2に多いFIREをご検討されるご相談者様について、ご相談者様の全体像と私のアドバイス内容についてお話させて頂ければと存じます。

またポートフォリオ見直し、債券に関すること、資産承継、投資教育など、ご相談に関しましては以下のフォームよりお申込み頂けましたら幸いです。(ご相談は金融資産1億円以上の富裕層の方々から賜っております

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目次

ご相談者様の全体像

  • ご相談者:50代の会社員の方が中心
  • ご家族構成:配偶者とお子様(0人から2人)の方が中心
  • 年収:お一人で年収500万円~1000万円程度

金融資産2億円~3億円を保有される富裕層でFIREにご興味をお持ちの方は、すでにFIREを実行されている方が多く、ご相談内容としてはポートフォリオの見直しのご依頼を受けることが多い印象を持っております。

一方で、金融資産1億円前後の富裕層の方々は、まさにこれから人生の方向性をどのようにすべきかについてご相談される方が多い印象です。

結論を申しますと、現在のインフレ状況は金融資産1億円規模でのFIREを大変難しくしていることが実状であり、個人的には条件次第ではさらなる金融資産の上積みをしてからFIREを検討されることをお勧めしたいと思っています。

金融資産は1億円~1.5億円(ポートフォリオ内訳:日本株式、米国株式、債券)

  • 預金:3000万円前後
  • 投資資産:7000万円前後
  • 投資資産内容:日本株式、米国株式債券

特にFIREのご相談が急増している理由として、昨年2024年においても日本の個人投資家の中心的な投資対象である米国株が堅調に推移してきたことが理由として挙げられると思います。

個別銘柄中心で運用を行っているご相談者様によっては、昨年だけで資産が数千万位単位で上昇している方も見受けられます。ではこのような資産の急上昇を受けたご相談様から、特にご相談を受ける内容についてお話させて頂ければと思います。

ご相談として多い内容

特にご相談を受ける内容として以下3点が挙げられます。一方でこのようなご相談について注意すべきポイントも含めて、私が主にご提言させていただいている内容についてご紹介します。

  • 資産内容からFIREは可能か
  • ポートフォリオのリスクを落としたい
  • NISAを活用したい

私からのご提言

  • 相談者様の個別収支次第では、FIREはおすすめしない
  • ポートフォリオのリスクを落とすということは期待リターンも落とすということ
  • 401kとNISA以外の投資資産の流動性には注意が必要
1.相談者の個別収支次第では、FIREはおすすめしない

FIREをすることのリスクとしては当たり前ですが定期収入が途絶えるということです。金融資産1億円を形成され50代でFIREを計画される場合、例えば55歳で考えますと、平均余命から30年前後の生活資金確保が必要かと思います。

年金を65歳から受け取るとして、まずFIRE後の10年間は金融資産を取り崩しながら生活をする必要があります。毎月30万円の生活費が必要だとすると、年間で360万円、10年間で3600万円が必要です。

ここで金融資産1億円のうち70%を運用していたすると、運用資産額は7000万円となり、例えばそこから毎年の生活費である360万円を、投資元本を取り崩さず利益だけから捻出しようとすると、税引き前で年間約6.5%の単純利回りを10年間継続する必要があります。

6%以上の単純利回りを目指すためには株式中心のポートフォリオが必要だと考えます。一方でマーケットが悪い状況も想定する必要があり、例えばFIRE直後に、運悪く数十%の下落に見舞われてしまったとすると、生活資金を利益から捻出するどころか、10年間で元の株価に回復するのがやっとで、10年後に残る資産は、1億円-3600万円=6400万円といった事態も十分想定する必要があると思います。

あくまで1例にはすぎませんが、65歳で年金+金融資産6400万円ですと、一度1億円を経験した相談者様の中には、心もとないと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。

上記のシナリオに加え、さらに考慮すべき重大なリスク要因がインフレーションです。近年の世界的な経済状況を見ると、インフレ率は決して無視できない水準に達しています。

例えば年率2%のインフレが30年続くと、現在の購買力は約55%に目減りすることになります。上記の例で毎月30万円の生活費を想定していましたが、さらなる支出が必要となります。

これは当初計画していた資金計画を大きく狂わせる要因となります。特に問題なのはFIREを実現した後にインフレが加速するケースです。

計画時点では年率1%程度と想定していたインフレが、実際には3%以上になるという事態も十分に考えられます。この場合、資産形成期に想定していた「安全な引き出し率」が実質的に維持できなくなります。

ですからFIREを検討するためには、マーケットの悪い状況や厳しいインフレが長く続くなど悪い状況の想定と、今後の収支大型出費についてしっかりライフプランニングを行うことが必要です。

2.ポートフォリオのリスクを落とすということは期待リターンも落とすということ

FIREを検討されるにあたって、今までは株式のみで資産を形成してきたけれども、今後は債券も含めてリスクを落とした運用を検討していきたいとご希望される相談者様は多くおられます。

ここで重要なことは、ポートフォリオのリスクを落とすということは期待リターンも下がるということです。ポートフォリオ全体のリスクだけを下げて、過去と同じ期待リターンを維持することは私の経験上、かなり難しいと思います。

今まで年間6%のリターンが出ていたポートフォリオのリスクを落とすのであれば、期待リターンも5%、4%、3%と下がることが当然だと考えます。

過去に比べて低下した期待リターンでFIRE後の収支のバランスが成立するのか、定期収入が途絶える中で金融資産を取り崩して生活する必要があるわけですから、ポートフォリオのリスクとリターンの関係性に対する理解は重要です。

3.401kとNISA以外の資産の流動性には注意が必要

FIREを検討する中で、NISAを利用して、5年間で1800万円のインデックス株式ファンドへの投資を希望されるご相談者様が急増しています。

同時にこれらの相談者様の多くは会社員として資産を形成されており、1000万円前後の401kでの資産を保有している人も多く見受けられます。

重要な点は、最終的なポートフォリオの流動性(現金化のしやすさ)に注意を払う必要があるということです。例えば401kには引き出せる年齢に制限があるため、早期に資金を利用することが難しいことには注意を払うべきでしょう。

またNISA制度には流動性がある一方で、非課税枠を考慮すると解約することに躊躇される方もいらっしゃるかもしれません。

例えば、金融資産1億円前後の相談者が401kやNISAを含めて7000万円前後の投資を計画している場合、2024年以降にはポートフォリオの約半分がNISAや401kの資産で占められる可能性があります。

さらにこの状況でポートフォリオ全体のリスクを抑えるために、7000万円の投資の中で、普通株式よりも流動性の低い債券への投資を行うとどうなるでしょうか?

401k、NISA投資、債券と、解約を検討する際に様々な観点を考慮する必要のある資産のオンパレードとなる可能性はないでしょうか?これらの要素を考慮して、将来の流動性を確保するために適切な投資戦略を検討することが重要だと言えます。

金融アドバイザーや専門家と相談しながら、リスクとリターンに加えて流動性にも配慮したポートフォリオを組むことが大切であると思います。

私にご相談いただくメリット

今回の記事は皆さまのお悩みやご関心に沿うものとなっていたでしょうか?私は冒頭でお示ししましたように、金融資産を1億円以上保有される富裕層の方々から投資に関するご相談をお受けしております。

以下は手前味噌ではございますが、ご相談の際に特にご好評を頂き「亀井に相談して良かった。」とおっしゃっていただいているポイントでございます。

  • 専用情報端末を使ったリスク分析債券分析
  • 大学での講師経験に基づいたライフプラン作成
  • 蓄積された富裕層に対する資産運用アドバイスの経験
1.専用情報端末を使ったリスク分析・債券分析

私はプロの機関投資家も愛用するブルームバーグという専用情報端末を用いて、様々な分析を行っています

ブルームバーグは相応の費用がかかることもあり、IFAとして活動しているアドバイザーは日本に数千人存在しますが、このシステムを導入しているようなアドバイザーは1%もいないのではないでしょうか。

少なくとも私は過去1人しかお話を伺ったことはございません。ブルームバーグを用いることで、①ポートフォリオがどれだけのリスクを取って運用されているのか ② リーマンショックなどの大きなショックが起こった際の最大損失シミュレーション ③ ご相談者ごとの理想的な資産配分等の分析が行えます。

実際に分析を行わせて頂いたお客様からは、「リスクに非常に偏りがあったことがわかった。」など、さまざまなご感想を頂いております。

また債券は一般にはその情報が公開されていることが少ないため、上述のブルームバーグのような専用情報端末を用いた分析が欠かせません。債券の値動き分析、ご要望に合わせた債券の発掘など様々な側面でお役に立つお話をさせて頂いております。

2.大学での講師経験に基づいたライフプラン作成

私は2023年4月より2年間に渡って、年に26コマ、私立大学にて『投資教育・ライフプランニング』の講義を行ってまいりました。その経験で培ったライフプランニングの考え方に基づき、ご相談者様それぞれのお立場に合わせたライフプランニング作成を行っています。

3.蓄積された富裕層に対する資産運用アドバイスの経験

野村證券では、シンガポール社費留学時代に数十人の海外プライベートバンカーと面談を行い、海外の運用手法を研究しました。また帰国後、超富裕層に対して資産運用アドバイスに従事したのち、三菱UFJメリルリンチPB証券に転職し、債券知識の研鑽に努め、現在まで16年に亘って富裕層の方々に対する資産運用アドバイスを行っております。

どのようなお悩みでも構いません。よろしければ亀井岬までご相談くださいませ。この度は長文をお読みいただきまして、誠にありがとうございました。

ご相談

ポートフォリオ見直し、債券に関すること、資産承継、投資教育など、ご相談は以下のフォームよりお申込みくださいませ。(ご相談は金融資産1億円以上の富裕層の方々から賜っております

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株式会社アイ・パートナーズフィナンシャル

金融商品仲介業者  関東財務局長(金仲)登録番号 第314号

個別相談ではご紹介する商品等の勧誘を行う場合があります。各商品等にご投資いただく際には商品毎に所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。 又、各商品等には価格の変動等による損失を生じる恐れがあります。

金融商品を対象とした投資には、金利、通貨の価格、金融商品市場における相場その他の指標にかかる変動を直接の原因として価格が変動するリスクにより、損失を被ることがあります。また、信用リスク、流動性リスク、権利行使期間・契約解除期間の制限などを原因としても、損失を被るリスクが伴います。外貨建て投資では、為替相場の変動により、円貨で計算した場合に投資元本を割り込み損失を被ることがあります。

各商品等へのご投資にかかる手数料等およびリスクについては、当該商品等の契約締結前交付書面、目論見書、お客様向け資料等をよくお読みになり内容について十分にご理解ください。

本記事は、ご投資家の皆様に対して、投資に関する一般的な情報の提供を目的として作成されたものであり、記載されているデータまたは意見や予測は金融商品の売買の勧誘等の意図は一切含むものではありません。本資料のデータは各種の情報源から入手したものですが、その正確性を保証するものではありません。過去のデータは必ずしも将来の動向を示唆するものではありません。将来的に期待したリターンが得られるとは限らず、実際の収益を確約するものではありません。

本記事はある特定の投資目的や金融ポジション、あるいは特定のニーズにこたえたものではありません。将来的には予想通りの結果とならない可能性があります。本資料で取り上げられている投資対象や投資戦略の適正については投資アドバイスを受けることをお勧めします。投資利益あるいは投資対象の価格・価値は変動する可能性があり、投資収益が投資額を下回る場合もあります。

投資に関する最終決定は、お客さまご自身の判断でなされますようお願い申し上げます。

所属金融商品取引業者等

楽天証券株式会社

金融商品取引業者 関東財務局長 (金商)第195号


〈加入協会〉
日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、日本商品先物取引協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会

株式会社SBI証券

金融商品取引業者 関東財務局長 (金商)第44号、商品先物取引業者
〈加入協会〉

日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会、一般社団法人日本STO協会、日本商品先物取引協会

あかつき証券株式会社

金融商品取引業者 関東財務局長 (金商)第67号
(加入協会)

日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会

東海東京証券株式会社

金融商品取引業者 東海財務局長 (金商)第140号
〈加入協会〉
日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会一般社団法人日本STO協会

野村アセットマネジメント株式会社

金融商品取引業者 関東財務局長 (金商)第373号
〈加入協会〉
一般社団法人投資信託協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会

・当社は所属金融商品取引業者等の代理権を有しておりません。

・当社は、いかなる名目によるかを問わず、その行う金融商品仲介業に関して、お客様から金銭若しくは有価証券の預託を受けることはありません。

・所属金融商品取引業者等が二以上ある場合、お客様が行おうとする取引につき、お客様が支払う金額または手数料等が所属金融商品取引業者等により異なる場合は、商品や取引をご案内する際にお知らせいたします。

・所属金融商品取引業者等が二以上ある場合は、お客様の取引の相手方となる所属金融商品取引業者等の商号または名称を商品や取引をご案内する際にお知らせいたします。

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